40代の地方公務員が経済的自由を目指すブログ

経済的自由を手に入れるためにいろいろやっています

普通の公務員がFIREを目指す理由について〜最強の早期リタイアからの学びも含めて〜

現在公務員としてボチボチのキャリアを踏んでいるが、なぜ辞めたい?なんとなく定年まで勤め上げれば安泰じゃない?と冷静に考えれば感じるところだが、改めて早期リタイアするメリット、仕事を続けるデメリットを考えたうえで今後の投資に励んでいきたい。おそらくガチでFIRE目指している人からすると「なに甘いこと言ってんだコイツは!だから公務員は嫌いなんだ」なんてお言葉をいただきそうだが、それぞれの世界のことですので生温かい気持ちで読んでいただけたら幸いである。

早期リタイアしてどうする?

 早期リタイアして失敗する人の例として、やることなさすぎて耐えられないということが挙げられる。私も趣味らしい趣味もなく、子供と遊ぶのは好きだが、今のペースで資産形成するとFIREする頃には子供は親のことを見向きもしないだろう。仕事をしていた方が時間は使えるし、お金も手に入る。社会的地位もあるし、同僚などに恵まれれば満足することが多いと思う。ではなぜ早期リタイアを目指すのか?

1 動けるうちに時間を使って旅に出たい

 うちの自治体だろうか?海外旅行に行くのにやたら面倒な申請が必要だしまとまった時間は取れない。国内も海外も年1〜2回程度行ったとして健康なうちにどのくらい回ることができるか。人生100年時代と言っても後半は身軽に動けることが難しいのではないか。そうすると少しでも早く旅を開始したい。

2 仕事に対するモチベーションの変化

 就職したばかりの頃はやりがいを感じて日々業務に当たっていた。だが、現在は正直モチベーションが薄れている。市民のために働けていると思っていた頃と比べ、今はどこをみながら仕事をしているのかわからないことが増えてきた。若い頃よりも見えるものが増えてきたのかもしれないが、この状況でやりがいを見出すのが困難だ。私はFIREは素晴らしい生き方というより社会のレールから外れることだと思っている。社会の中でうまくやっていき社会全体に貢献することの大切さは理解しているが、そこに乗っかることができない人がいることも仕方のないことかもしれない。

どうやって早期リタイアを実現する?

 投資センスも知識も不十分なことは承知しているため、短期間で資産を伸ばすことは考えていない。「FIRE最強の早期リタイア術」を参考に自分に当てはめてみると。

  1. 支出を抑える
  2. ポートフォリオの中心にインデックス投信
  3. 金管理は3つのバケツで(リタイア後も)

という形で進めていきたい。

1支出を抑える

 なんでもケチるでは長期間は耐えられないし、家族からの冷たい視線にも晒される。そこで支出の見える化(家計簿アプリ等)クロス取引による株主優待で支出を抑えることをしていく。

2インデックス投信

 「個別株で爆益」憧れるフレーズだが私には業界分析の能力も個別株をかぎ分けるセンスも持ち合わせていない。「インデックスファンドは85%のアクティブ投信をアウトパフォームする」合言葉に欲張らずインデックスをコツコツやっていく。そしてリバランスをすることも忘れない。

3資産管理の3つのバケツ

 ①ポートフォリオ(投資用)②今年の支出(日々の生活で使う)③現金クッション(臨時的な支出への備え)の3つのバケツに資産を入れておく、FIRE達成後にも役立つ考え方となると感じている。含み損が出たときの狼狽売りだけは避けたいものである。

 

早期リタイアといっても30代、40代でのリタイアは自分にとっては現実的ではない。でも最悪60歳でのリタイア、できれば50代となれば随分ハードルは下がりそうだ。目標と手段の両方を見失わないようにして投資をしていきたい。